全州へ行こうよ!韓国の全羅北道(チョルラブクド)・全州市(チョンジュシ)の旅行情報をご案内。韓国を代表する食の都、全州・全羅北道の見どころ、グルメ、交通・宿泊情報などをご紹介します。

閉店しました。

チュオタン(鰍魚湯)とは南原の郷土料理でドジョウ汁のこと。高たんぱく低カロリーで、女性にも人気の栄養食だ。
干し葉がタップリ入った熱々のチュオタンを頬張れば旅の疲れもどこかに吹き飛ぶはず!


チュオは漢字で鰍魚と書きドジョウのことで、タンは湯でスープの意味。

ドジョウは韓国語ではミクラジ(미꾸라지)だが、秋だけはチュオ(鰍魚)という別称で呼ばれる。冬眠するために栄養を蓄える秋が一番美味しいからだそう。

そんな美味しいドジョウを茹で、丸ごとすりつぶして作るのが南原式のチュオタン。

スープの具には大根葉などを干したシレギがたっぷり入り、独特の歯ごたえと香りが食欲をそそる。
ほかにはゼンマイ、芋がら、豆モヤシ、ネギなどが入り、、テンジャン(韓国味噌)、コチュジャンなどで味をつけてある。


擂ったエゴマ(トルケ)をまぶしたニラを熱々のチュオタンにたっぷりトッピングするのが、こちらのお店の特徴だ。

テーブルの上に用意されている粉末状のものはトルケではなくチェピ(山椒の果皮の粉末?)というらしい。
香りが強いので様子をみながら少しだけ入れて食べてみよう。

食事時には地元の人で込み合う人気店。

使う食材にもこだわりがある。
ドジョウはもちろん国産で、具のシレギもふつうの大根ではなく在来種の朝鮮大根の葉を使用しているとのこと。

頼めば具の追加もしてくれるそうな。


店内は清潔で広々としている。テーブル席はなくすべてお座敷。個室風のお部屋もあってゆったり寛げるのがいい。

壁に「チュオタンを美味しく食べる方法」というのが貼ってあった。それによると…

「山椒を少しだけ入れ、ピリッとする唐辛子を入れる。ご飯を半分だけ召し上がったあとに残りのご飯を入れれば、ご飯がふやけずいっそう美味しいです。
ご飯を半分にせずに召し上げれば、ご飯がふやけて味が半減します。」

つまり、ご飯を入れて食べるなら半分ずつにしておけということらしい。


上の写真は浅漬けキムチ(コッチョリ)。
見た目ほど辛くなく、サッパリとして日本人の口によく合う。熱々で濃厚なチュオタンの合間にこれをつまむと止まらない美味しさ。

下は丸ごとのドジョウに衣を付けて揚げたチュオティギム(泥鰌の天ぷら)。
サックリとして泥臭さもまったくない。ドジョウにやや抵抗のあった私も、サクサクと、いくらでも食べられた。ビールのおつまみに最適!

チュオタンの店は南原にいくらでもあるが、こちらの「本家チュオタン」は広寒楼苑の並びにあり場所もわかりやすいのでオススメだ。

本家チュオタン(본가추어탕)