全州へ行こうよ!韓国の全羅北道(チョルラブクド)・全州市(チョンジュシ)の旅行情報をご案内。韓国を代表する食の都、全州・全羅北道の見どころ、グルメ、交通・宿泊情報などをご紹介します。

庶民的な居酒屋が並ぶ「マッコリ通り」へ行ってみよう。
地元の学生やサラリーマンが集まって飲んで食べて…全州の夜がにぎやかに更けてゆくのです。


どちらを見てもマッコリを飲ませる居酒屋ばかり。

このあたりは観光スポットとして脚光を浴びつつあり、タクシーに乗って「サムチョンドン・マッコルリコルモク(삼천동 막걸리 골목)」と言えば、すぐに連れて行ってくれる。

どのお店もお世辞にもキレイとはいえないが、赤い顔でマッコルリを酌み交わす人達はなんとも楽しそう。威勢の良いアジュンマが注文をとる声も加わって活気があふれている。

仕事帰りの会社員に混じってワイワイ飲っていると、地元の居酒屋にいるような錯覚におちいる。


テーブルについて「マッコリ、一杯ジュセヨ〜!」と叫ぶ。

アジュンマが重そうに運んで来るのはアルマイトの大きな‘やかん’。
ここに3本分の冷えたマッコリが入っている。

おどろいたことに、このヤカン入りのマッコルリをひとつ注文すると、黙っていても酒肴がずらりと出されるのだ。

生ガキやサザエ、茹でたイカ、チヂミ、キムチ、焼き栗、ニンニクの芽やブロッコリ…韓国人には欠かせない熱々のチゲまでが無造作にテーブルに置かれた。
気取りのない飲み屋ではあるが、さすがは‘食の都’全州だけあって、出されるものが何でも美味しい。

これらをムシャムシャやりながらマッコリをグビグビ。
アッという間にやかんを空けて「おかわり!」


…と思ったら、なんと酒肴も追加されるらしく、1杯目のお代わりで「チゲ」、2杯目には刺身と韓国風ウナギ蒲焼き。3杯目で「あんこう鍋」とホヤ刺、4杯目で「ムール貝のチゲ」とナマコの刺身が出された。

人数に関係なく、やかん一つの値段を払う。
マッコリのやかんを追加する毎におかずも気前よく追加されるわけで、お腹もしっかり一杯になってしまう。
食い道楽の全州っ子ならではのステキなシステムである。

どの店に入っても値段やシステムは同じ。
酒肴は「お任せ」なので季節や仕入れによって内容が変わり、それがまた楽しみだ。

ちなみに、この日私たちが選んだのは「옹기종기막걸리(オンギチョンギ・マッコリ)」というお店。
店名のオンギチョンギは日本語で‘みんな一緒になって’といったような意味らしい。

少々上品すぎる佇まいで、三清洞のマッコリ居酒屋として一般的とは言えないが、お値段は他店と同じ。
きれいなので女性グループなどで利用するにはオススメ。


すっかり三川洞が気に入った私たち。
別のお店で飲んでいるところへスパーダーマン風コスプレの男性が入ってきて、キャンデーを配りながら店内を一周すると風のように出ていってしまった。
いったい何者?

後を追いかけて「お兄さぁん!」と呼びかけると「ボクはスパーダーマンです!」(笑)。
赤縞パンツをはいたスパイダーマンの正体は「運転代行会社」の宣伝マンでした。

Report:美帆

三川洞マッコリ通り(삼천동-막걸리-골목)