全州へ行こうよ!韓国の全羅北道(チョルラブクド)・全州市(チョンジュシ)の旅行情報をご案内。韓国を代表する食の都、全州・全羅北道の見どころ、グルメ、交通・宿泊情報などをご紹介します。

白磁の器に盛られて次々と出される心づくしの料理に王朝時代の食文化がよみがえる。活蟹を醤油たれに漬け込んだ「コッケジャン」が秀逸。韓式四季折々の花を楽しみながら心ゆくまで味わいたい。


慶基殿の東側にある後門の前からリベラホテルへと通じるトダムギル(土壁通り)に「両班家」がひっそりと佇む

門を入り、塀に囲まれた白いジャリ道を行くと、突然目の前に大きな柿の木のある庭が開け重厚な韓式家屋が現れた。
朝鮮王朝時代の両班(高級官僚)が住んだ伝統的な家屋を再現してあるのだ。

手前がコッケジャン。群山で水揚げされた大型のワタリガニで作ったものだけをこう呼ぶ。

メインは「両班家」自慢のコッケジャン(渡り蟹の醤油漬け)。「手間を惜しまずにひとつずつ美味しく作るのを心がけています」と言うだけに、その味は病みつきになりそう!
これだけは人任せにせず、オーナーが自ら作るのだそうな。


蟹の甲羅には甘いカニ味噌と卵がいっぱい入っている。
ここに釜で炊いた熱々のご飯を入れ、漬け汁をかけていただくのがコッケジャンの醍醐味だ。
一度食べたら忘れられない美味しさ!

さらに…コッケチム(蒸し蟹)をはじめ、テーブル狭しと並べられた山海の珍味はなんと36種類!
「韓定食」は貴族の持てなし料理とは聞いていたが、これほどすごいなんて!しかもこれらのおかずは全てお代わりができるというからまた驚いてしまうではないか。食材にこだわり良心的に調理することでファンが増え、中には日に二回訪れる常連さんもいるそうな

上品な韓服姿で迎えてくださった女性は両班家のオーナー、許(ホ)さん。IT関連のお仕事をされていたという知的美人だ。許さんから日本のお客さんへのメッセージ。
「全州の味と趣を感じるのにこれ以上の環境はありません。四季折々の情緒とともに楽しんでいただけるよう心をこめてお迎えします。」

両班家(양반가=ヤンバンガ)