全州へ行こうよ!韓国の全羅北道(チョルラブクド)・全州市(チョンジュシ)の旅行情報をご案内。韓国を代表する食の都、全州・全羅北道の見どころ、グルメ、交通・宿泊情報などをご紹介します。

かつては中国からの賓客や官吏が滞在した宿。朝鮮王朝発祥の地である全州を代表する文化財であると同時に市民が気軽に集う憩いの場としても愛されている。周辺は若い人たちが集まる繁華街で夜遅くまでにぎわう。


高麗・李氏朝鮮時代、中国からの賓客や官吏が滞在した、いわばGestHouse。
主館と西側、守直舎の建物だけが残っているが、復元工事を終え立派な建物となってお目見えした。
(宝物第538号)


太い柱、高い天井に重厚な雰囲気を感じる。夏もひんやりしているので、涼を求めて来る人も多い。
土足厳禁だが、靴を脱げば廊下に上がることは許されているようで、昼寝をする人の姿も見かける。

客舎の正面門前はまるで渋谷のハチ公前のように、待ち合わせをする若い男女でいっぱい。
国際公衆電話もあり、市内バスやタクシーの便も良い。

中国と韓国の深い繋がりを感じさせるエピソードだが、清国属国の歴史を象徴する文字には複雑な思いを抱く人もいるようだ。


主館の正面には「豊沛之館」という文字が掲げられている。
「豊沛」とは中国で漢帝国を建てた劉邦(司馬遼太郎『項羽と劉邦』でおなじみ)の出生地のことだが、韓国では李氏朝鮮を建てた李成桂(イ・ソンゲ)の故郷という意味で使われている。

全州客舎(전주객사=全州ケクサ)