全州へ行こうよ!韓国の全羅北道(チョルラブクド)・全州市(チョンジュシ)の旅行情報をご案内。韓国を代表する食の都、全州・全羅北道の見どころ、グルメ、交通・宿泊情報などをご紹介します。

愛の街・南原を象徴する美しい庭園。総面積 2万坪の園内には「春香伝」の舞台となった楼閣や七夕の牽牛と織女の伝説にちなんだ烏鴉橋などが配され独特の美しい景観をつくりあげている。


韓国の庭園には「王が自然を愛でるために宮中に作らせたもの」、「ソンビ(左遷された両班)が郷里に作ったもの」などがあるが、ここは中央政府が「神仙が住む山」をイメージして作った官製の庭園といわれている。

広寒楼を中心に州(漢羅山), 蓬莱(金剛山), 方丈(智異山)を意味する3つの山がある湖と烏鴉橋がある。

主役の「広寒楼」は、1419年に名宰相と言われた黄喜政丞が南原に島流しにされた時、山水を楽しむ場所として広通楼という名で建築された。

その後、文臣で学者でもあった鄭麟趾が、「まるで月の宮にある広寒清虚府のようだ」と語り、ここを「広寒楼」と名付けたという話が伝わっている。(宝物 第281号)


上の写真は七夕の夜に牽牛と織女が出会うという天上の悲恋を、春香と李夢竜の物語「春香伝」にかさねた愛の橋「烏鴉橋(オジャッキョ)」(史籍第303号)。

池の中には無数の鯉が泳ぎ回っているが、金色の人面魚がいるという噂も…

下は広寒楼の前にある「銀河湖水(ウナホス)」。銀河に見立てた長方形をしている。
右に写っている小さな楼閣は「瀛州閣(ヨンジュガク)」。
ドラマ「屋根部屋の皇太子(プリンス)」の最終回で重要なシーンに登場し、一躍有名になった。
詳しくはこちらのブログで☆
http://ameblo.jp/tangnamu/entry-11471570423.html


パンソリの演目「春香歌」では主人公達のロマンスが芽生えた場所としてここが登場することで知られ、毎年5月には「春香祭」も開催されている。

『春香伝』についてはこちら。
http://jeonju.jp/area/index.cgi?id=1361101034

春香舎堂は、広寒楼の東側、節を象徴するの森の中に1931年に建てられた小さな祠だ。
春香の困難に負けない一途な気持ちを後世に伝えるためといわれている。

‘丹心’と書かれた門をくぐると「烈女 」と扁額(板)がかかってあり,中には金殷画伯がいた春香の肖像が安置されている。
内部の鮮やかな装飾も見事だ。

兎は「知恵」、亀は「忠誠心」を表わしている。

春香舎堂の入口には大亀に乗った白兎の彫刻が飾られている。
ガイドさんに由来を伺ったところ「猿の生き胆」の話にそっくり!
竜宮浄土の乙姫さまの病気に「猿の生き胆」が効くということで、騙されて竜宮に連れてこられた猿が「生き肝は木の上に干したままだ」とウソをついて逃げるという昔話だ。

猿を兎に変えただけという内容にびっくり。

写真は雄の象。反対側の雌象も探してみてほしい。

広寒楼は文禄・慶長の役の際に焼失したとされ、その後1638年に再建された。

元の楼閣を再建し、前方には蓮の池が配置され、二度と火事に遭わないよう守り神として大きな石の亀が池の淵に据えられている。

このとき、二軒の建物を一つに結ぶ独特な造りとなり、天上の世界に足を踏み入れることになるという象徴的な門には屋根を支える雌雄の白象の彫刻が配された。

 

 


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広寒楼苑(광한루원:カンハルルウォン)