全州へ行こうよ!韓国の全羅北道(チョルラブクド)・全州市(チョンジュシ)の旅行情報をご案内。韓国を代表する食の都、全州・全羅北道の見どころ、グルメ、交通・宿泊情報などをご紹介します。

韓屋村をゆったりと流れる全州川は子どもの遊び場や市民の憩いの場として愛されている。よく整備され、バスケットボールや水遊び、ウォーキングなどに一日中訪れる人の姿が絶えない。


両岸は遊歩道で小さな公園や東屋もつくられており、市民の憩いの場所になってもいるようだ。

ススキの群生地としても知られ、11月中旬に両岸のススキがいっせいに花穂をつける。
この時期には「カルテバッ(ススキ原)」といえば全州川のことを指すほど有名で、映画や写真の撮影にも使われている。


堤防の上を歩いているとこども達に囲まれて質問攻めに。
「どこから来たの?」「名前は?」はともかく「アメリカ人?」には笑ってしまった。さらに「ボクの名前を漢字で書いて!」と大騒ぎ。

こども達に教えられて河原に下りると小さなグランドがあった。小6のビン君が裸足になって得意のテコンドーを披露してくれた。カッコ良いぞ!


寒碧堂に続く堤防沿いの道にはオモガリ鍋を出す店が並んでいる。オモガリとはこの地方の方言で土鍋のこと。
川風に吹かれながらメウンタン(魚の辛い鍋)を味わう趣向だ。

この日は地元のカメラ愛好家による撮影会が行われ、その打ち上げに 参加させていただいた。料理を待つ間は花札で遊んだり記念写真を撮ったりして楽しんだ。

鍋の素材は「パガサリ」という棘をもった小さなナマズで、目の前の川でいくらでも採れるらしい。これを焼酎とともに食べるのが男性の楽しみだという。
また砂に潛りながら生活する全州特産の「モレムジ」という小魚を激辛スープと一緒に煮立てたオモガリタンも有名。

しかしこの「パガサリ」。白身魚なので生臭くはないが小さいので棘や骨が多く食べるところは少ない。
「ちゃんとした食事がしたい」とぼやく女性がいて意気投合し、解散後にカムジャタン(豚背骨と芋を煮込んだボリューム満点の鍋)を食べに行ってしまった。

4代目(?)もお手伝い。


食堂の前には屋台がずらりと並び、できたての鍋料理を運んでくれる。

この日おじゃましたのは「남양집(南陽家=ナムヤンヂプ)」。親子3代で経営する創業50年のオモガリタン専門店だ。
激辛スープに使う唐辛子粉やコチュジャンなどの調味料も自前で仕込むなど、味付けには独自の工夫をこらしているのが自慢。有名人もよく訪れるらしい。

女社長の後ろに見えるトンネルをくぐり抜けると朝鮮時代の貴族の別荘「寒碧堂(한벽당=ハンビョクダン)」がある。
李王朝時代の貴族が賞賛した川景色を愛でながら食後のひと休みも一興。

全州川(전주천=チョンジュチョン)