全州へ行こうよ!韓国の全羅北道(チョルラブクド)・全州市(チョンジュシ)の旅行情報をご案内。韓国を代表する食の都、全州・全羅北道の見どころ、グルメ、交通・宿泊情報などをご紹介します。

ニョッキリと天に突き出された馬の耳、何度見ても魅力的な「馬耳山」の中腹にあるのが塔寺(タプサ)だ。不思議な石の塔がニョキニョキと境内をうずめている。小さいながらもパワースポットとして有名な場所。


全羅北道鎮安郡のシンボル的な存在、馬耳山についての詳細はこちらを参照してください。
http://jeonju.jp/zakki/index.cgi?id=1217155083

このユーモラスな二つの「耳」に挟まれたように位置するのが「塔寺」。
正面の小さな本殿を囲んでいるのが、ひとつひとつ手で積み上げた石塔(パゴダ)だ。

その数はおよそ80基。
正面に見える拝殿の後ろにそびえるのは「天地」と呼ばれる塔でなんと15メートルもの高さがあるそうだ。

境内には湧水があり、「蟾津江(ソムジンガン)」の源流と記されていた。
※蟾津江は全羅北道の南東部から全羅南道の北東部にかけて流れる全長212.3mの大きな河。


これらの塔にはセメントや接着剤などは一切使われていない。

それが不思議なことに、どんな風や嵐にも崩れることがないと言われている。

しかし120基以上あったパゴダが80基にまで減ってしまったのは「どれどれ」とばかりに触りたがる観光客の仕業だそうで、そのためかパゴダの周囲には鉄柵が設置されている。

境内には李お爺さんの像が建てられていた。


このお爺さんが境内のパゴダを造った方。
李甲龍さんといって、1885年から30年かけてコツコツとひとりで積み上げたそうな。

彼は15歳の頃、両親の死にあい人生の虚無を感じたのをきっかけに石積みを始めたと言われている。

塔は大小の石がうまく組み合わされ、みごとな円錐型を保っている。セメントなどは一切使っていないのに風雪ににもびくともしないというから何とも不思議だ。


馬耳山の神秘はこの逆さにのびたツララ。

冬の寒い朝、寺が祈祷のために用意した水の表面から、天に向かって氷柱が斜めに立ち上がるのを見ることができると言う。

これは展示されていた写真だが、とても不思議な光景で、これもパワースポットといわれる理由のひとつだ。


門前のお土産品屋さん。

馬耳山の写真集、数珠や小坊主さんの人形あたりはまだしも、布袋さんや千手観音、釈迦如来、オカネをくわえたガマに金の豚サンと、ありがたいものを見境なく並べてしまったようだ。

遠く離れた安東河回村の民俗舞踊の仮面や西洋甲冑まであるのにはびっくり。いったい誰が買うんだろう?

馬耳山・塔寺(マイサン・タプサ:마이산 탑사)